昨日、少し飛行機の話を書いたので
思い出した話です。
僕の所属している勉強会は、
3年の1000日修行の終わりに
卒業旅行へい行く。
僕らの時は、ドイツ・モナコ・パリ。
一流を感じるためという理由なのだ。
21歳の時に、僕は初めて飛行機に乗った。
片道7時間、もちろんエコノミー席で・・・。
少し閉所恐怖症気味というのと
今でもそうなのだが、
飛行機が空を飛べることに疑問を持っている人間なので
離陸後、1時間ぐらいしたら、
顔が、真っ青で、油汗がでてきた。
そして、吐きそうになるし、
お腹も痛くてもれそうになった。
そして、トイレに向かうと、
何もでない。
エコノミーは、人数の割りにトイレの数がないので、
トイレも空いていない時がある。
本当に大変だった。
乗客の方には迷惑をかけたが、
途中で、数時間トイレにこもってしまった。
トイレを出ようとすると、
上と下から出そうになるし、
トイレにいると、一応は、
安心なので、
トイレにすわり、矢吹丈(明日のジョー)状態。
この時に、心に誓った。
絶対にビジネスやファースト以外
乗るのをやめよう。と・・・。
ビジネスクラスに乗れるようになったのは、
28歳ぐらい。
あまり団体行動とか嫌いだし、
彼女の分のビジネス料金は払えないので
一人で、旅行していた。
ここ、7年ぐらいで、ようやく二人分が払えるようになった。
で、ガキが、生まれたら
ガキのビジネスクラスは、ありえないと思っていたが、
流石に、一人でエコノミーに乗せられない。
ちょっと、きついが、3人分払っていた。が、
年1,2回の旅行なら良いが、
それ以上行くようになると、
お金のほうも、流石にきつい。
だから、相方とガキをエコノミーで
僕だけビジネスクラスにするつもりでいた。
6月以前ののバリ旅行の時
手違いでエコノミークラスでした。
久しぶりのエコノミーで、
初フライトのトラウマが
出ないといいなぁと、思っていた。
エコノミーでも、国内旅行は大丈夫でしたが・・・。
7時間は、ドキドキでしたが、
意外と大丈夫でびっくりしました。
多分、本当に多分だが、
半断食をしてから、体が柔らかくなったし、
姿勢も昔より、
よくなったことも作用しているかもしれない。
例えばバリなどは、JALとかシンガポールエア
だとエコノミーで、10万前後。
(今は、燃料チャージが3万円以上入るけど)
ビジネスクラスになると、30万ぐらい。
これ、少しガキの分が安くなるといっても
流石に3人分は、きついでしょう。(笑)
ガルーダは、そこまで高くはないが
あまり良い飛行機ではないしね。
(6月からはセントレアから直行便が出るようになったので
今では利用している。)
で、最初の卒業旅行の話に戻るが、
塾主が、ビジネスなので
塾生は、エコノミーなのだ。
僕は、入塾前から
「経営者が、エコノミーなんておかしい。
僕は、ビジネスクラスでないと行かない。」と、
3年間、だだをこねていた。
おかげで、噂によると30年間の卒業旅行で
塾生で、ビジネスクラスで行ったのは
初めてだったらしい。
その後に、だったら、俺も・・・俺も・・・と
いう塾生がでてきたら、それは塾長が却下していた。
本当に優しい塾長で、
表面上は、濱口は、病気ということにしておいてくれた。
でも、初フライトの症状が出るなら、
あながち間違っていないが、、、。
今では、間違った行動だったと思う。
いくらお金を持っていようが、
仲間や家族と同じ時間を共有したり、
与えたりできない
その時の自分は、
とっても内面の貧しい状態だったのだと思う。
Shigeki HAMAGUCHI