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ボンジョ~ルノ!!    MILANOの街並みとBALIの空気が大好きな男。四十代のテーマは、『熱く生き切る。』           濱ビルCEO濱口茂樹のブログです。
by viare
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最後の言葉
梅雨で、じめじめしています。

すぐにでも、海の次の機会をつくりたいのだが、

暇人な僕でも、来月からお盆明けまで、

何か予定が一杯。

こんなんでは、新しい出逢いがあっても

デートする時間もない。

最悪である。

つ~か、相方がいるので、

そんな時間は、なくていいのだけどね。

仕事しろっていうことか・・・。

昨日は、予定がなくなったので

男4名で集まり、午前中から・・・。

その後、15時頃から

焼肉屋で、食事&飲み。

僕は、日頃からこんな感じなのだが

友人たちの会社は、社員さんもいるし、

いろいろな役職についているので

時間がつくりにくい。

昨日は、ゆったりした時間ができて、良かったようだ。

きっと、そのための雨だったんだね。

では、梅雨ですし、

いつアップしようか考えていましたが、

今日にしましょう。

ご気分を害する内容に感じる方もいると思うので

今日は、超Happy、

暗い話は、感じたくないぜ!!と言う方

今日のBlogは、ご遠慮くださいませ。

いつも、冗談も多いですが

今日は、真面目ですので、

本当に読まないほうが良いですよ。

では、タイトルです。

あるアナウンサーの訃報を新聞で読んだ日

僕は東京にいた。

その時、先輩から電話がかかってきた。

『知ってるか。○○のこと・・・・。』と、・・・先輩。

その瞬間に、何がおきたか、わかった。

○○さんは、2年前に自ら命を絶っていた。

○○さんは、とても尊敬できる方で、

僕が、大学時代にとても、可愛がってもらっていた。

夜の遊び場で知り合った15歳ほど年上の経営者。

それにとても僕のことを信用してくれて

いろいろ教えてくれた。

お金のこと、従業員に対する態度、

礼のこと、遊びのことなどなど。

それに、家族がいなかったこともあると思うのだが、

連れのようにそして、先輩のように、

親のように、そして、子供のように接してくれ

いろいろなところへ連れて行ってくれた。

洋服なども、夜の街に出るために

『お前、Gパン破れてるじゃん。

格好悪い。』と言い

服屋に連れて行ってくれて、

ウン十万もする、ベルサーチ、アルマーニなどの

スーツを買ってくれたりもした。

時計などもロレックス、オメガ、コルムなど、

ほいっとくれた。

僕は、昔から勝気なところがあり、

『いりませんよ。自分で買えるようになりますから・・・。』と、

貰わないところが、また面白かったらしい。

車なんかも、僕は、中古のソアラを乗っていたのだが

○○さんは、ベンツとかBMWの鍵をくれて

『自由に乗りな。』って感じでした。

とにかく、可愛がってもらっていた。

経営者としても有能で、

20年前の話だが、

億のお金は、常に金庫に入っていた。

で、毎月1000万近い収入もあった。

僕が、大学を卒業する時、

『東京に修行に行く。』と、言ったら

『そうか。寂しくなるなぁ。

お前、ベンツのSLほしがってただろう。

1200万ぐらいだから買ってやるよ。

で、5000万ぐらいのマンションなら

買ってやれるから

住まいも確保できるだろう。

だから、うちの会社、来いよ。』と、言われた。

少しだけ心は、揺れたが

やっぱ自分で稼がないと意味はない。

所詮、他人のフンドシ。

○○さんが、いなければ

僕の価値などない。

他人から見たら、22歳でSL乗って

5000万の分譲マンション住んで

すごいと思われるかもしれないが

中身が付いていないので

自分は騙せないわな。

丁寧にお断りをした。

で、東京に旅立った。

でも、東京から帰ってきて

時間があると連絡をとって、

数回は、食事や飲みにいった。

その時、○○さんは、嫌がっていましたが

僕も多少収入が、入るようになっていたし

学生時代とても感謝していたので、

僕が無理やりでも払ってましたよ。

最後に会ったのは、確か4年ほど前

少し老けたなぁという感じだったが

あいかわらず仕事は精力的にやっていたようだ。

2年前ほど、突然電話があった。

『お金を貸してくれ。

為替でやられて、全部無くなった。

お米も買えない。

死んでしまいたいと思う。

担当者に騙された。』と・・・・。

20年前、その○○さんのところには、

よく人がお金を借りにきていた。

その都度、僕に

『お金は貸したらダメだ。

だから、あげちゃうんだよ。』と、言って

100万ぐらい借りに来た人に

『10万円あげるからもう二度と来ないで・・・。』と

お金を手渡したり、振り込んだりしていた。

その頃の僕は、未だ学生だったし、

何十万と言うお金は大金で

もったいないじゃん。と、口にだして○○さんに言っていたし

心でも、馬鹿だなぁと思っていた。

ようやく、今ならその意味がわかるのだが・・・。

○○さんに

『まずは、担当者に騙されたと言う考え方は

良くないです。

昔から少し人のせいにするところありましたよね。

すべて自己責任です。

人間、欲をかいた分だけ損をするんです。

あれだけお金があったのに、

おかしいでしょう。

何億やられたんですか。

とにかく、何が残りました。』・・・と、僕。

資産も現金もすべてなくなったようだが、

会社だけは、かろうじて残ったらしい。

『じゃぁ、借金もないんでしょう。

だったら、マイナスからのスタートじゃないじゃないですか。

僕も今までいろいろな人にお金を貸して

返ってきた、ためしはないし、

憎んでしまいますので、

お金は貸しませんが、

当面の生活費は、差し上げます。

昔の恩のお返しにもなりませんが、すみません。

振込先を教えてください。』と・・・。

『元気もらったよ。

もう一度、やり直してみるよ。

必ず返すから・・・。

ありがとう。』

この言葉が最後の言葉でした。

その後、僕が連絡をとることも、

僕に連絡がくることもありませんでした。

僕の行動が良かったのか、

悪かったのかわかりません。

ただ、○○さんと出逢えたことに感謝しています。

ここに書こうか考えましたが、

思い出してあげることが、供養になると思いました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

                 Shigeki HAMAGUCHI
by viare | 2008-06-30 00:38 | ちと真面目編
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