今日のタイトルに続く言葉は、
『健全な心構えをもつだけでいい』
デール・カーネギーの言葉である。
お金は大事にすれば味方になってくれます。
しかし、大事にしないと
なかなかやって来てくれないし
来てもすぐに出て行っちゃうんだなぁ。これが・・・。
お金に不自由をしたくなかったら
健全な金銭感覚を身につけることが大切。
さて、健全な金銭感覚とはどういうことなのだろう。
それはね、お金の価値を十分に認めながら
なおかつお金に支配させないような生き方ができること。
日本には昔から
清貧の思想というものがある。
この考え方の前提にあるのは、
お金は「汚い」「人を堕落させる」という
否定的な観念なのだ。
確かにお金が人を堕落させることがないわけではないが、
ほとんどの場合、堕落する人間に問題があるのだ。
自分勝手に堕落しておいて
お金のせいにするのは、いかがなものだろうか。
人間自分を堕落させるようなものには、
なるべく近づかないようにするのが人の常なので
こういう人は、一生お金に無縁だろう。
清貧の思想の持ち主の人生は、
決して楽しくない。
なぜなら、内心は、お金がほしくてしょうがないのに、
お金を軽蔑するような態度をとってしまうのだ。
お金はうまく付き合えば
これほど頼りになる奴はいない。
でも、敵に回すとこれほど
やっかいな奴もいないのだ。
多くの人がお金をもてない理由ははっきりしている。
お金を良いものと思っていない人には、縁遠くなるのだ。
だって人間だってそうでしょう。
自分が好かれていないと、思えば
なるべく近づかないようにするでしょう。
お金も同じ気持ちなんですよね。
お金は、良いもの、役に立つもの、
大切なものとして扱えば、
お金とは仲良くなれる。
Shigeki HAMAGUCHI