『
情熱大陸extra』も、『
カンブリア宮殿』も、
超良かったです。
フレンチの三ツ星シェフ、一言一言がすごい。
日本電産の永守社長、おもろい人だわ。
一周しちゃった人たちの言葉は、
簡単に聞こえるのだけど
奥が深い。
今日は、自分へのメモです。
では、タイトルです。
昔、賢い王が4人の王子に人生で大切なことを
教えるため、一番年長の王子を冬にマンゴーの林に向かわせた。
春には2番目の王子を
夏には3番目の王子を
秋には末の王子を同じ林に向かわせた。
末の王子が戻ると、王は皆にみたものを尋ねた。
第1王子は樹は枯れていたと、第2王子は緑の葉が繁っていたと
第3王子は花が満開だったと、
そして末の王子は実がなっていたと答えた。
これらの答えを聞いた王は言った。
「お前たちの見たものはすべて事実である。
季節が異なっているがゆえに、
異なるものが見えたのだ。」
この教訓は、物の見方は各人各様で、同じ物に
ついても様様な説明をする可能性が高いことを
示している。
だが、意識を高めると、単に見聞きするのではなく、
視て、聴くことが可能となる。
それが、本当の意味で「注意を払う」ということなのだ。
そのためには、次のような心がけが重要になる。
①態度や声に表れる「気配」に注目する
自分の言葉を相手がどのように受けているかを
知るカギの1つは、相手の体の動きである。
座った時にこちらと正対しているか(自信の表れ)。
斜めを向いているか(打ち解けていない)。
胸の前で腕を組んでいるか(警戒)・・・。
これらの気配を読むことで相手の情報を知ることが出来る。
②相手の言葉の裏に隠れた「メッセージ」を読む
議論で優位に立つには、相手の本音と建前を見抜く力が
必要だ。相手の言うことを額面どおりに信じるようでは、
人の心を正しく読み取れない。「善処します」「やってみます」という
返事は、意に添えない可能性があることを認めている証拠。
「大したことではないのですが」という表現は、
それが大したことである、という意味である。
③相手が「何を重要視しているか」に注目する
あなたにとってさほど重要でないことが、
他者にとっては最も重要なことである場合もある。
目と耳を最大限活用し、相手にとって何が決定的に重要なのか
を探っていけば、より友好的に議論を進めていくことができる。
④「影響下行動の原則」を頭に入れておく
FBIアカデミーでは、「影響下行動」という概念を教える。
これは、人は育った時代や環境に大きく影響され、
支配されるという概念で、人を判断する場合
必ず頭に入れておかねばならない。
「影響下行動の原則」が頭にあれば
独善的な見方に陥ったり、色眼鏡で
見ることは避けられる。
Shigeki HAMAGUCHI