やはり、少し飲みすぎた次の日は、
身体がだるい。
夕方からどうも、錦は暇な様子で
ママたちからお誘いの電話にメール。
僕が、営業電話嫌いなのは、
知っているのでかけてこなかったが、
最近では、知ってた上かけてくる。
よほど、暇なのだろうということで
顔を出すのでまた、かけてくるという理由。
自業自得じゃん。(笑)
仕事の流れで、飲みにいくのならいいのだが、
ふわふわ生きていそうに見えるのだが、
けっこう来年着工のマンションのことで
頭がいっぱい。
ここだけは、外せないからね。
だから、ただ、飲みにいっても全く楽しくない。
今は、頭の中で創造している時間のほうが、
とても楽しい。
てな理由で、夜は、ジムにもいかず、久しぶりにビリー。
いい汗でました。
ここのところ、売出し価格の話し次第では、
半額前後になりますよ。と、
いう案内物件が数件あった。
すごいと、思われた方、間違い。
売出し価格が異常なのだ。
どの物件も、うん億円で、
なかなか普通の人では融資がおりない。
売主は、ほとんどファンドや開発業者
高値で購入したが
早く手放したいのだろう。
場所が好きではないので、
見てすぐ終わりだが、
ファンドの買いの話を年末あたりから
聞かなくなったということは、
10年前のような値段には、
戻らないと思うが、
そこそこ、買える値段に落ち着くだろう。
僕のイメージにピッタリのホテル用地も
5年以内に購入と余裕を見て探しているので
まぁ、買えるだろう。
だって、僕は、運がよく、
ツイていますから・・・。
では、今日は、心理学のお話です。
心理学に、『意識の法則』というのがある。
どういった法則かというと、
「あるものに対する意識は、
それを抑えつけたり、
否定したりといった抵抗を受けて
初めて明確に生じてくるというものだ。」
これでは、あまり意味はわかりにくいです。
では、少しわかりやすいように・・・。
かつて放映された『ヒッチコック劇場』の冒頭の
CM導入部にこれを応用していた。
ユーモラスなヒッチコックおじさんが出てきて
話し始めるのだ。
『番組の一部を、放心状態で見ることについての
スポンサーからのお話です。
ほかのことを考えている人もいますし、
もっと無遠慮な人になると、そのあいだ、
見るのをやめてしまいます。
しかし、つまらないものでも、
楽しそうに見てやるべきです。』
こうして、CMが始まるのだが、
「番組の一部」というのは、
もちろん、ほかならぬこのCMのことである。
つまり、CMについて否定的なことを言って、
逆にCMを意識化させ
視聴者の注意を引きつけようというわけなのである。
あるでしょう。心理学の反転図形。
黒い地に、白いトロフィーを
おいた図形をじっと見つめていると、
トロフィーにも見えるし、
二人の人間が向かい合った顔にも見える絵。
このことからわかるように
僕たちが見ているのは、物自体ではなく、
物と背景との関係なのだ。
これは、いわゆる、
ポジ(陽画)とネガ(陰画)の関係と言っていい。
否定を持ち出すことによって
かえって強く肯定を浮き彫りにして
印象づけることができるのだ。
この原則にもとづいた表現方法は、
いろいろなところに応用されている。
例えば、最愛の人に
『会いたくない』と言ってしまうのは、
この原則の自然な表れだろう。
何か試験を受け
受かったことがわかり、
妻や彼女に電話をする。
『なんかさぁ、あ~あって感じ。』
『えっ、ダメだったの?』
『やっぱ、うかったよ。』
かつがれた相手は、一瞬、怒るが、
次の瞬間、反動的に喜びが胸にこみ上げ
それ以後も忘れられない思い出になるだろう。
Shigeki HAMAGUCHI