普通に働くと疲れます。ははは。
それにしても、伊勢の名物・赤福。
食べれないと思うと、とっても食べたい。
そういえば、失礼なんだけど
うまい語呂合わせありました。
『ニセの名物・赤福』だって。
よ~考えますわ。
では、・・・。
童謡「鯉のぼり」の替え歌で
「ギャラより高い交通費~」と歌うのは
吉本興業の芸人たちだが、
ちょっとぐらい人気のでた吉本の芸人も
ビックリしそうなのが錦鯉の値段。
何の芸もしなくても
1匹1000万を超えるビッグなヤツが
全国にはゴロゴロいる。
錦鯉の値段を決める条件は、
姿・形・模様・色彩だが、
錦鯉の値段がコレほど高くなるのは
良質の錦鯉を育て上げるのは、ほとんど
”運”といっていいうえに、
コレだと思ったものを育てるのに
やたらと手間ヒマかかるからという。
錦鯉にサラブレッドや犬のよいうな血統書は存在しない。
なにしろ、生まれる子供が数十万匹。
その中からはじめは姿形を見て
1ヶ月ほどたって色がではじめると
模様・色彩を考えながら
これと思う錦鯉を選んでていねいに育てていくからである。
しかも、手をかけて育てても
1年間は色がでても変わることが多く、
せっかく育てたものが、
何百円にしかならないことも多いという。
そのメカニズムはいまだによくわからず、
名人級の技術をもってしても、
運に左右されるのである。
さらに、与えるエサは、魚の顔をみながら
栄養を考えて配合する勘と知識が要求される。
錦鯉は、顔も命だから、
変な顔に育たないように
エサで調節しなければならないのである。
また、病気にかかれば
高い薬を惜しげもなく与え、
冬は池の中に温室をつくって寒さから守ってやる。
最近の一人っ子並みに手厚く育てなければならないのである。
ここまでして育てても、人の好みが変わると
ガタンと価値が下がることもあるというから
錦鯉で儲けようとするのは、バクチのような話。
実際、何千万という金額が動くわりに
錦鯉で蔵を建てた人はいないといわれる。
Shigeki HAMAGUCHI