そういえば、先日の福岡の帰り
空港で、カシータの
高橋オーナーと偶然会った。
びっくりしたなぁ。
『どうも、名古屋の濱口です。』と挨拶をしたら
『あぁ、半田のね。』と覚えていてくれた。
愛知県の人なら、半田という地名をいえばいいのだが、
県外だと知らない人が多いから、名古屋と言っておく僕。
Blogタイトルもそうですよね。(笑)
そういえば、高橋オーナーは岡崎の人でしたね。
相変わらず、粋な人です。
ああいう、かっこいい大人の人は、
僕のこれからの目標になるから好きですねぇ。
では、タイトルに入ります。
きちんとしたマーケティングをしているわけではないが、
世間の動向、名古屋中心部の動向
人の収入や考え方を見たり聞いたりして
感じるのだが、次回のマンションの
コンセプトは、大人のone room。
家賃価格55,000円~65,000円。
もちろん、
天井高2.6m以上とイタリア建材使用は変えない。
ここを変えると濱ビルが何のために
マンションを創るのかの意味が無くなるからである。
ただ、今までの資産状況を考えると
うれしいことに、異常に資産価値も上がっており
ユーロも160円を超えて、
うちにつけてあるイタリア建材の価値も
とても上がっている。
しかし、新規物件に携わろうとしている今
今までと同じような物件を提供するのは非常に苦しい。
それに、どう考えても10万を超える家賃を払える人は
非常に少なくなっている。
パイの取り合いをしても意味がないし・・・。
ということは、新しい客層を創造しなければならない。
そうなると、いくら建築費が高くなったとしても
利回りから逆算して
今回決めた家賃設定を上げるわけにはいかない。
外観は決まっているのだが、
内装もカッコ良くはするので、
きちんとしたデザインがいる。
でも、一番大切なことは、
ムダを省くこと。
近くに現場があるなら、自ら動き
廃材をすてるのに、同じ運搬業者に頼むとか
安い現場事務所を自ら探すとか、
イタリア建材の輸入の際にしても
友人が日本に輸出するときのコンテナの
隙間に荷物を積むとか
とにかく余分な経費の節約に心がける。
今、僕がやらなければいけないことは、
内装のデザインより
コストのデザインなのである。
Shigeki HAMAGUCHI