夜中に見知らぬ携帯番号から着信アリ。
この場合、飲み屋の誘いか、
間違い電話か、住人さん。
けっこう、心臓は、ドキドキする。
『部屋の鍵が開かないんですけど・・・。
で、中に身内がいて、中からも開かないのですが・・・。』
う~ん、10年以上この商売をしているが、
初めてのパターン。
流石にいつもの仲間の皆様に電話をかけれる時間帯では
なかったので、24時間の会社へ電話。
結構、社員さんが、出払っている会社が多く、
いくつか回された。
電話があった住人さんのマンションから
3,40分の距離の会社ならすぐ来てくれるとのこと。
住人さんの電話番号を教えて、やり取りをしてもらった。
知り合いの業者さんではないし、流石に、お任せには
できないから、めんどくさいが、僕も、現場に立ち会った。
う~ん、結局、原因は、単純な理由で
あきらかに入居者様のミス。
この場合は、もちろん費用は、住人さん持ち。
この部屋は会社契約なので初めて入居者様と
お会いしたのだが、真面目そうな若いサラリーマンの子でした。
業者の言いなりの料金だし、
深夜料もつくし、ちと気の毒に思い
『半分払ってあげるよ。』と、言ったら
業者も粋な人だった。
『本当は、規定で○○円ほしいんだけど、
修理もしなくて、ドア開いたので、
僕も、おまけしてあげる。』と・・・。
その後、初めての業者さんだったが、
『きちんと夜中でも立会いに来る大家さん
すごいね。』と、褒められました。てへへ。
ただ、この日は、飲みにいってなかっただけ
ですが、ホッホホ。
そんなこんなで、業界の裏話いろいろ教えてくれた。
一杯いきたいところでしたが、お互いが車。
もしが、あるならまたの機会に・・・。
めんどくさいときもあるけど、現場は楽しいわ。
そういえば、面白いことに、
祭日とか夜中とか業者さんに連絡がつきにくいときに
限って、なんかあるんだよなぁ。
Shigeki HAMAGUCHI