十八代目 中村勘三郎が、『カンブリア宮殿』に出てました。
あいかわらず、粋な方です。
なんか昔から、口調とか間とか空気感が、好きなんです。
では、タイトルです。
不定期ですが、
新規マンションを創るのにあたり、
完成まで、思ったことを書いていきます。
いいタイトルが思い浮かばなかったので、
エピソードではないのですが、
こんなタイトルになりました。
では、1回目です。どうぞ。
今回仕入れた土地は、いい場所なのだが、1本裏通りになる。
もしかしたら店舗決まるかもしれないが、
少し趣味程度の気持ちで、やらないとダメな場所だと思う。
そうなると、今まで創ってきたように、ヴィアーレの基本形
50㎡1LDKでは、数字が合わなくなる。
店舗だけのことではなく、
建築費が上がったことの影響は、大である。
今までの土地の価格、建築費で、創ったのなら
古くなっても勝てるが、
この間取りで、今から創って戦うのは、得策ではないと感じた。
そうなると、今回は、どう考えても、僕の嫌いな
せまめな1roomしかできない。
そうそう、今後は、1roomまた、増えるよ。
この土地で、できる1roomは、
20㎡~35㎡である。
予定は未定だが、30部屋ぐらい。
僕は、土地が見つかると、ほとんど毎日、朝、昼、夕方と
その土地を見に行き、周りを歩き、
どんなマンションになるのか、
どんな人が住むのか、
どんな使い方をするのか、
ひたすらイメージする。
これは、建築途中でも同じで、
基礎工事のハコ以外は、
周りの反応から感じて、
ヒラメキで、間取り、内装を全部変えてしまうこともある。
このイメージが、つかめないようなら、
建設は、止めようと思った。
1roomの差別化は難しいからね。
それに、今回は、先に家賃を決めた。
25㎡1roomで、6万円前後(共益費別)
この辺りの築5年以上の物件と同じ家賃。
絶対にこの値段で、ヴィアーレを創れば
満室には必ずなる。
さて、どう利回りを合わせるか、
コンセプトは、どうするか。
ある時、車を運転中、バラバラだった、
僕の頭の中にあるジグソーパズルが
急に埋まった。
すると、コンセプトが、自然に出てきた。
続きは、また・・・・。
Shigeki HAMAGUCHI