今月は、皆様も飲み会が多くなってくるかと思います。
ぜひ、飲みすぎに注意して、いい年を向かえましょう。
では、タイトルです。
人類には、500万年の歴史があるといわれています。
天変地異や食料不足といったさまざまな苦難を経て
僕達の祖先は、生き残ってくました。
とくに氷河期を生き残ってきた知恵と言うのは
大変なものだったと思いませんか。
当時、人類にとって
生き残ることこそが、
勝利であり成功だったのでしょう。
これが、現在の僕たちの人間の原型なのです。
死絶えてしまった系統、分流も数多くあったはずです。
もちろん、そういう人たちは子孫を残せていません。
しかし、知恵を出して生き残ってきた人たちは子孫を残しました。
成功した人たちの形質遺伝子は、子孫が生き残ることによって
次々に受け継がれています。
つまり、僕たちは、成功した人の遺伝子を受け継いでいるわけです。
まさに、『すンごい』ことなのです。
遺伝子という言葉は、耳にするけれど、
どうもピンとこない人も多いと思います。
まぁ、僕もその一人ですが、、、、。
遺伝子は、アデニン・チミン・シトシン・グアニンという
4つの塩基がいろいろな結びつき方をしていて
それが梯子段のようになってねじれているそうです。
この4つの塩基の結び方には、3億通り以上もの
組み合わせがあり、それが遺伝子情報を伝えているそうです。
例えば、僕は、父親と母親から遺伝子を受け継いでいます。
この遺伝子の中に先祖から伝わる遺伝子情報をもっているために
血のつながった人は、姿、形や思考も似てくるわけです。
もっと、深く考えれば、僕の遺伝子1つの中には
500万年の歴史で培った情報が、入っているのです。
500万年も生き残ってきた優れた種だけが
僕の中に全部はいっています。
でも、受け継いだ遺伝子の情報すべてが常にオンに
なっているわけではありません。
周囲の環境や本人の状態によって、
オフになっているのもあります。
また、優れた遺伝子情報だけではなく、
マイナスの遺伝子情報もあります。
詐欺や殺人を犯そうとする遺伝子は、
普段はオフなのですが、
周囲の環境によってはオンになる可能性はあります。
いずれにしても、僕達がもっている遺伝子情報は、
優れた要素を持ち合わせています。
あとは、周囲の環境や本人の考え方によって、
どこをオンにするかということだけが問題なのです。
Shigeki HAMAGUCHI