ちょうどシティマラソンを走る1時間ほど前に、
不動産屋から電話がかかってきた。
それから、1週間、けっこう先約が入っている中
我ながらイイ動きとイイ判断が出来たと思う。
自分なりの決断は、終わったので
後は、慎重に進むだけ。
1週間~2週間後には、
『やっぱ僕は、天才だよ。
こんな時期なのに・・・・。』と、自慢話ではない
本当の話、炸裂しそうです。
やっぱ、意識は現実を創ります。
では、タイトルです。
御年70うん歳の尊敬する会長に教えてもらった。
『ねぇ、濱ちゃん僕さぁ、大学時代ゼミの先生から
学んだことなんだけど
ケインズ経済学の『利子生活者の安楽往生』が
印象に残ってる。
資本が蓄積されると、金利は下がる。
これはじわじわと気付かないうちにやってくる。
日本のここ十数年がまさに、その状況。
ほぼ、70年前の1935年に今の状況を
予言していたんだよ。
すごいことだよ。
だから賃貸マンション事業に進出して
間違いがなかったと確信している。
僕が、自分で始めたのは、60歳を過ぎてからだけど
濱ちゃんは、若いときに始めれてうらやましいよ。』
自分でも僕は、本当に運がいいと思う。
もっと早く生まれていたら、もっと早く事業を始めていたら
調子こき~の僕、必ずバブルでやられてた。
もっと遅く生まれて、もっと遅く事業を始めていたら、
時代に流され高値で土地をつかみ、
きっと、マンション新築で、思い通りには
イイ物件できなかったかもしれない。
30代前半の頃、利回りでは、一気に金が稼げないので、
分譲マンションのほうにいこうと思ったことがある。
すごいタイミングで、現在は上場しているが、
上場10ヶ月前ぐらいの某不動産会社社長と話す機会があった。
4つほど僕より年上なのだが、腰も低く、頭も良く
こういう社長が、上場するんだったら安心して
投資できるなぁと漠然と思った人。
だから、現在の状況と分譲に進出しようと思う話をした。
『濱口社長のやり方は、森ビルと同じで
キャッシュフロー経営といって、固いんだよ。
今の感じなら、分譲のほうにいかずに
今のままやったほうが良いですよ。』
これ、うちの会計士の大先生にも同じコトを言われていた。
今思うとこのお二人のアドバイスがなければ、
目先の金を追って、事業の方向性を変えていたかもしれない。
そうなると、今、きっと大変だんたんだろうな。とも思う。
人間、欲によって気持ちがブレるのは、しょうがないこと。
でも、諸先輩のアドバイスを聞きながら修正しながら
顔晴ろっと。
あぁ、新しいモノを生み出すのは、苦しいけど
むちゃくちゃ楽しいね。
Shigeki HAMAGUCHI