先日、たまたま、
伊東家の食卓という番組が目に入った。
何度も書くが、僕は、基本的にテレビは見ない。
が、ビデオ3台で、気になる番組は、
録画して後でまとめて見るのだ。
話は戻って、伊藤家の食卓は、僕の中で録画する番組では
ないが、テレビのタイトルは知っていた。
なんか昭和のどうちゃらこ~ちゃらで、
回転寿しの元祖は、大阪で、その発明者は
子供が遊んでる何を見て、回転寿しの機械を閃いたか?
とかいう問題が出ていた。
(クイズ番組だったような記憶はないが、コンテンツを変えたのだろう。)
答えは、
トランプだった。
そこで、発明者の子供(といっても、もう、おっさん。)に
『発明者は、なぜ、回転寿しの機械をトランプで閃いたのでしょうね?』
っていう質問をしていた。
答えは、『わかりません。』でした。
あのさぁ、そんな質問、かわいそうだよね。
ひらめきって、ピカッて突然、ひらめくようにみえるんだけど
全然違うんだよ。
思いつきがあって、まだ、きちんとは見えていないけれど最終形があって、
脳ミソをきちんと使って思考をめぐらしていると
思いつきが、少しずつ、少しずつ、見えない最終形に向かって
形になってくる。
それが、突然、フッと
完全な形になってみえるんだよ。
人によっては、天から降りてきたっていう表現をする人もいるけど。
だから、ひらめく瞬間まで、な~んも、
表に見えていないので、暗中模索しているように思えるのだが
実は、ひらめきは、一瞬で起きるモノではなく
水面下ではちゃくちゃくと動いているのだ。
ってことは、ひらめきにも思考動力必要だっていうこと。
思考動力=(思い考え、行動して努力を重ねること。
僕の勝手な造語。)
ただの発明者の息子に、そんな質問しても、
わかるわけねぇ~だろ。
Shigeki HAMAGUCHI