昨日の続きです。
すると息子は、
「私はこの奴隷を相続することにします」と言った。
息子は、奴隷を所有することによって父の財産を
すべて受け継いだのであった。
なぜ、死んだ父親は、全財産を奴隷に譲ると遺言したので
あろうか。
それは、そう書かないと奴隷が自分の財産を勝手に処分して
しまうと考えたからである。
ユダヤ人は、子供を教育するにあたって、
なぞなぞをふんだんに使う。
なぞなぞは、ジョークに似ている。
ユダヤ人の両親は、たくさんのなぞなぞを知っていて
子供が、幼いときから質問攻めにする。
家庭の中で知性を鍛えるのです。
なぞなぞもジョークと同じように、意外性という
トリックが用意されていて、機知がきている。
生きていくためには、機転が必要なのである。
ジョークが、大人の英才教育であるなら
なぞなぞは、幼児教育の中で大事な役割を
果たしている。
あとは、大人になるにつれ、本人の置き換え能力で
仕事に使える。
Shigeki HAMAGUCHI