よく聞く言葉で、『みんなが、』とか『普通は』とか『無難に』
そういう言葉をいう人は、自分の創造など全く含んでいない。
大家という仕事は、世間一般からみたら、
もともと、土地持ちで、そこにビル建てて
寝ててお金が入ってきて楽だなぁ感じると思う。
でも、本物の大家業は違うのだ。
作品を創るための、空間プロデューサーであり、
事業ごと組織をデザインするデザイナーである。
つまりアーティストなのだ。
アーティストであるべき、大家が、自らアイデアを考えず
建築屋、不動産屋の(中には、すばらしい人もいるが、、、)
言いなりで物件を作る人が多い。
お客様が、本当に住みたいマンションとは、
お客様が、気づかなかった空間を提供できる
新しいものでなくてはいけない。
『みんなが、』とか『普通は』とか『無難に』の言葉に
惑わされてはいけない。
とくに不動産屋とかのお客様アンケート調査をもとにして
部屋を作ると、どこにでもある普通の無難の
モノになってしまう。
周りの声に惑わされずお客様の意表をつく作品を、創造しなければ。
Shiegki HAMAGUCHI