ITAKURA STYLEで
”彼女は、「未来に自分の映像を観る人」を想定しながら、
カメラの前で振舞うことになります。”と、いう文章あった。
考えたこともなかった。
僕、ビジュアルで、売ってないから
写真写すとき何も考えていない。(笑)
きっと、人に見られる仕事をしている人なら
当たり前のことかもしれないけど。
僕は、基本的に写真とかビデオとかあまり思い出に残るような
モノに対して興味がない。
でも、ここ数年、人のお葬式に行くたびに思うことがある。
こんな写真使うなよ。そう、遺影だ。
白州次郎の生き方が、粋で好きだ。
『葬式無用・戒名不用』
彼の遺言だ。
僕も、それでいい。
でも、僕が死んだ後、適当な遺影は使われたくない。
で、数年間、だれかプロに遺影用に、毎年写真とってほしいなぁと
思っていた。
で、こういう意識だから、ITAKURA STYLEにも感じた。
想えば、やっぱり知り合うね。
彼。
彼女のご縁で知り合ったんだ。ありがとう。
これから、撮影毎年よろしくです。
僕より長生きしてね。
子供、そして、まだ見ぬ孫達が、大きくなってから、
いつも、僕が見守っているよ、と感じてもらえる
イメージで、毎年、写真を撮ってもらおう。
Shigeki HAMAGUCHI