先日、ちと悲しいお話を耳にした。
きちんと、人間関係が出来ている友人が、
新しい事業部を立ち上げた。
そして、一気に事業を拡張しようと
代理店制度を取り入れ全国展開に乗り出した。
僕は、彼の実直な所が好きで、
彼は、人を裏切る人間ではないし、
一生の連れだと思うので、少しお手伝いがしたくなった。
ただ、僕も、得て不得手があり、
彼の新しい事業部に関しては、
確実に力になれる友人の心当たりがなかったので、
工務店系や新しい事業部を探している知り合いに声をかけた。
なので、友人に紹介をするときは、
皆、ある程度の付き合いはあるけど
仕事したことがないし、
責任は持てないので、自分で判断してね。と・・・。
自分で言うのもなんだが、
僕は、ワリと信用はある方だと思う。
なぜなら、これまで、約束を守らず、
逃げたことがないからである。
だから、人を紹介するときは、非常に気をつけている。
言い方はいろいろだが、
上記のように「紹介はするけど責任は持てないよ。」とか
例えば、良く行くお店や仕事関係の方から
「濱ちゃん、○○さんとお友達なんだって・・・。
○○さんが、自慢気に言ってたよ。」と・・・。
○○さんとは、面識もあるし、会えば話す。
でも、僕の中では友達ではない。
ここで、違うよ。と、
言うのも大人げないので、
『○○さんねぇ、友達と言うより、うん、知り合いだよ。』
頭の良い方なら、それで気づいてくれる。
まっ、アホは、わからないと思うが・・・。
話は、それてしまったが、その友人から連絡が・・・。
最初から、濱グッちゃんに聞いていたから
文句とかじゃないからね。
「他の県の事業部になった人たちや
なろうと考えている人たちからは、
提案や改善がとっても、くる。
何か一緒にがんばろうという熱意が伝わってくる。
でも、愛知は、受け身と言うか
何もせず、受注が入ると思っているのかわからないが、
どうも、あかんと・・・。」
「そりゃ、あかん。言いましょうか?」
「う~ん、ビシャっと、濱グッちゃんが、言うと、
いじけて益々、できなそうなので
言わなくていいよ。」
この件は、これで終わり。
数ヶ月後、友人も、本当にやる気があるのか
いついつまでに、電話で連絡ください。と、
代理店をやりたいと
言った4名に案内をだしたところ、
期日を守って、連絡があったのが、一人だけ・・・。
友人から、『なんか名古屋の経営者の勉強会って言っても
たいしたことないね。
こんなことも、できないなんて・・・。』と、メール。
確かにそうなのである。
仕事ができない奴は、
不義理をたくさんしているのだ。
そういえば、3,4年前、仕事が絶好調で
調子ぶっこいていた人に、
マンションを借りていただいていたことがある。
この人、金はあるくせに、連絡がとりずらかったり、
入金がいい加減だったりで、非常にやっかいだった。
ただ、お金は、とれるので、借りていただけるだけは
借りていただいていた。
今は、もううちのお客様ではないのだが、
たまに、『部屋、空いていませんか?』とか
『知り合いが、濱さんの部屋借りたいそうですが・・・。』と、
連絡をいただける。
ありがたいことだ。
しかし、中々、部屋が、空いていないというのもあるが、
もう貸したくない。
この人、周りからもそう思われているだろう。
ここのところ、商売の調子が悪いようである。
時勢も、あるが、いっぱい、周りに不義理したのだろう。
Shigeki HAMAGUCHI