数々の研究によれば、
外敵が現れると、内部分裂が解消されることがわかっている。
外的要因により、お互いに手を組む必要が生じると
一致団結しようという気持ちが高まるのである。
手っ取り早く、グループ内に協力の輪を
広げたければ
「外部に脅威となるものをつくる」とよい。
あるいは「何かの形で競争させる」など、
他のグループと対抗させるだけでもいい。
共通の敵をつくれば、
敵対していた者同士が素早くまとまる。
グループの結束を固めるテクニックとしては、
これが一番効き目が早い。
Shigeki HAMAGUCHI