よくやくネットが通常のように使えるようになった。
Iちゃんありがとう。
FOMAだと、やっぱお金がかかるからね。
以前、ネットの環境が悪い時、2週間ほどFOMAを
使っていたらなんと、その月、20%安くなっても、
料金8万円だった。
今日から、Blogもじっくり考えて書けます。
では、タイトルです。
出家したお坊さんが、
現世で一番何が、
自分を苦しめたのかということを
話していた。
タイトルにもあるように、それは、
執着だった。
大学の頃から商売的なことを始め、
大学を卒業後、4年間修行して
26歳から27歳にかけて本格的に商売人を目指した。
今でこそ、いいマンションを創る。
社会に価値を提供する。
な~んて、かっこつけているが、
何度も書いてきたことだが、
金を持つ。
ベンツに乗る。
おねぇちゃんにモテる。
この3つのために商売をしようと
思ったのは、まぎれもない事実である。
映画の内容は忘れたが、
『汚れた英雄』の1シーンで
クローゼットを開くと、
スーツがずらっと、シャツもずらっと
ブティっクのように、並べられていて、
草刈正雄がその中から服を選んでいるシーンだけは
覚えていた。
大人になったら、やってみよう!!な~んて。
だから、僕のクローゼットは、
着ない服もたくさんあったが、
ブティックのように飾ってあった。
あこがれていた世界だから、
気分はよかった。
ある時、自分の周りにモノがいっぱい
溢れているのに気がついた。
車でも1台あればいいのに、
オープンカーと人を乗せるため用とか
足代わり用とか・・・・。
スーツも、もう着ることはないだろうと
思われるのまでも、ずら~っと並べていた。
シャツなんかも、ほとんど白しか着なくなったのに、
ガラのシャツもアホぐらい並べてあった。
靴もベルトもネクタイもストールも・・・・・。
体は、ひとつしかないのにね。
部屋の中も、なんかいろいろな絵や置物でいっぱい。
TVでも、40何インチか知らないが、
捨てるのがもったいなくて
リビングに2台置いてあった。
なんか、急に、モノに対してすべて
うざく感じてしまった。
で、もったいなかったが、
必要最低限のモノ以外は、捨てたり人にあげた。
大きいテレビとかベルサーチのソファとか
動物の剥製は、
さすがに、もったいなかったかなぁ。(笑)
でも、なんだか、スッとした。
これからは、必要な時に必要な分ぐらいは、
金を稼ぐ能力と健康な体さえあれば、
自分のモノは、そうなんもいらない。
今の僕は、モノをたっくさん持ってるよりも、
必要最低限のモノだけあるほうが、
心は落ち着いている。
会社をきちんとやりだして12年
今年は、何か節目のような気がする。
生まれ変わるべき時なのだろう。
今日からまた、ワクワクします。
Shigeki HAMAGUCHI